単語はまず、自立語(それだけで意味がある単語)と付属語(自立語にくっついて意味をつけ加える単語)に分けられる。
そして、さらに活用するかしないかで分けられる。活用とは例えば、「書か・ない」「書く・とき」などその後に続く言葉に応じて言葉のしっぽの部分(語尾)を変化させることをいう。例の中では、「書か・ない」の「か」の部分。「書く・とき」の「く」の部分は言葉のしっぽ(語尾)となっている。
最終的には下記のように分けられていく
単語→自立語→活用がある→述語になる→用言(動詞・形容詞・形容動詞)
単語→自立語→活用がない→主語になる→体言(名詞)
単語→自立語→活用がない→修飾語になる→副詞・連体詞
単語→自立語→活用がない→接続語になる接続詞
単語→自立語→活用がない→独立語になる感動詞
単語→付属語→活用がある→助動詞
単語→付属語→活用がない→助詞
文において一番重要なのは、まず主語と述語(ついで修飾語)であると思われる。よって、品詞分類においても主語になるものは体言、述語になるものは用言と特別な名前が付いている。
接続詞や感動詞は特殊なものと捉えると、文における主要な要素は体言(名詞)、用言(動詞・形容詞・形容動詞)、修飾語(副詞・連体詞)であることが伺える。(付属語はそれらの要素をつなげたり、意味を決定するもの)
ところで、この品詞分類の名前で1番覚えにくいのは副詞であるように思う。というのも、連体詞は体言のみ修飾するものであるから連体詞と分かるが、副詞は主に用言を修飾するにも関らず、連用詞とはならず副詞となっているからだ(副詞は用言だけを修飾するわけではないから、副詞となった。)。
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